作家になるブログ

陶芸作家と小説家を同時に目指す人の雑記

負けパターンに気づく

 

 実を言えば、ブログに挑戦するのはこれで3回目になります。

 1度目はぜんぜん分からないワードプレスに手を出して、レンタルサーバーまで契約しましたが1か月持たずに解約。2度目ははてなブログで始めましたが、やはり半月ぐらいで更新は止まりました(このアカウントもそのとき休止していたものの再利用です)。

 そんなこんなで、今回は3回目の挑戦。

 連続4日更新達成で、何とか3日坊主は回避しました。

 投げ出したときにかっこ悪いことになるので大きなことは言いませんが、前回よりは続けられそうな予感はしています。

 

 思えば、今までは「自分もブロガーになって稼いでやるんだ」と、かなり衝動的かつ目標高くブログをやろうとしていたように思います。

 ブログをやっているインフルエンサーのYourubeを見て、それに感化されたのがきっかけでした。小説執筆歴だけは長いので、文章を書くことに自信があったのも後押ししたと思います。

 つまり、挑戦によって得られる結果をかなり高望みしており、自分に課したハードルも高いという状態でした。これは明らかな三日坊主の負けパターンです。

 

①モチベーションの全力アクセルで新しいことに挑戦

②すぐに結果が出ない、その割に作業自体は難しいので続けるのが苦痛に

③モチベショーンが枯渇し、やめる

 

 ブログに限らず、20代の僕はこのような失敗法則を延々に繰り返していた時期があったように思います。

 おまけに当時は色々仕事が忙しく、そもそもブログを書く時間を確保することが大変な状況でした。一番の敗因はそこでしょう。

 コンディションの悪い状態で新しいことに挑戦して秘めた力が覚醒するのは漫画の主人公だけです。

 心のどこかで、僕は思い通りにならない人生の一発逆転を期待していたのでしょう。

 

 30歳を過ぎて、僕は結果への期待感や、自分の能力へのハードルを下げるということができるようになった気がします。

 夢を追いかけるというスタンスは変わっていませんが、成功(夢が叶った状態)の規模は縮小しましたし、今一番優先していることは『夢を追いかけられる状態を維持すること』です。

 一発逆転なんてしなくても、今のままで十分幸せかもな。

 僕のような人並み外れた才能や情熱のない人間が夢を叶えるのに必要なことは、案外そういう身の丈に合った人生を送る覚悟を決めることだったのかもしれません。

 心に余裕がなければ、地道な努力には耐えられないものですから。